女子野球チーム、少年野球チーム他、多くの人の利用があったシルバーウィーク、最終日は地元仏性寺と毛原を合わせた物成地区の敬老会が開かれました。天候にも恵まれ、地域のお年寄りの皆さんが元気にビンゴ大会やカラオケ大会などを楽しまれました。

その中で地元仏性寺に伝わる「酒呑童子太鼓」が披露されました。鬼のお面をかぶり、荒々しく声をあげて太鼓を叩きます。最初はゆっくり、非常にシンプルなテンポが続きますが、途中から激しくなり、高らかな掛け声と相まってじょじょに迫力を増していきます。以前は10人程度のグループで叩いていたらしいのですが、現在では継承する人もおらず、今回は地元の若手の皆さん3名が出演されました。地元の伝統芸能が廃れていくのは惜しいことです。

北原という地域には昔「烏田楽」という田楽があったそうですが今は演じる方もおられないそうです。おそらく大江山周辺の集落には様々な芸能があったのではないかと思います。また時間を見つけてこのような伝統芸能の由来や歴史を知りたいと思います。そして継承されていくためにはどうすべきか、じっくりと思案したいと思います。

鬼のお面をつけて演奏されてます

鬼のお面をつけて演奏されてます

敬老会の方々

敬老会の方々